「個人力 やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方」澤円著
を読みました。
澤円さん、ロングヘアーがトレードマークの方です。
次のような内容で書籍が紹介されています。
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新型コロナウイルスによって、私たちの目の前の「働き方」は大きく姿を変えた。
在宅勤務・リモートワークが主流となる一方、これまで以上に「成果」が評価軸となり、「個」としての力量が問われていく。
そんな世の中で自分に納得してイキイキと働くためには、「どんな自分でありたいか」を常に問いながら、行動することが大切。
これからの時代は、もっと“自己中"に、もっと“わがまま"に生きるべき。
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私の感想も交えながら、いつものようにお伝えできればと思います。
この本における著者の主な主張は、概ね次のようなことです。
これからの不透明な時代、もっと自分はこうしたい、こんな状態になりたい、という意識をはじめに強く持って生きるべきである。
その上で、世間や組織などの常識を疑い、自分を常にアップデートして、自分が望むコミュニティーに複数参加するなどして、協働しながら自らを成長させていく。
こんな生き方が望まれるのではないか。
全編、「なるほど!」と同意できる部分はたくさんありましたが、特に「ありたい自分」と「当たり前を疑う」という部分にフォーカスしてお伝えしたいと思います。
はじめに、
「身体が抱く違和感に正直になれ!」
自分の行動に違和感を抱くのは、ありたい自分と離れてしまっているからである。
違和感のアラートが鳴るのは、考えるための手掛かりが発生しているのだと気付くこと。
今、もし不自由を感じているなら、かつて自分が自由を感じて生きていた場所がどこだったかを振り返ってみる。
自分の心が解放される場所を頭で考える。
次に、
本質を見つけるために、「自分がこうありたいと思う姿は、他人から言われても自分はうれしいと思うことかどうか」を自分に問い掛けてみる。
のちに人生を振り返った時、どうすれば後悔しないかを考える。
「ありたい自分」を考える時に、次のような考え方は全く不要である。
・生まれたからには、何かを成さねばならない
・何か功績を残さないといけない
他人がやったように大きなことを成し遂げなければ、自分には価値がないと思うことは全く不要である。
自分だけの小さな旗を立てる。
自分を最も正しく評価できるのは自分だけである。
このことを心底納得できるようになると、他人の思惑に振り回されなくなる。
自分にとって不要なネガティブ情報をさらっと流すことは、貴重な時間を無駄にせず、面白く人生を生きていくために必要な態度である。
誰かが決めたことを馬鹿正直にやる人は多いが、それでは他人の人生を生きることになる。
自分に馬鹿正直に、自分がやりたいと思う仕事をやると、自分の人生の本質に触れることができる。
最後に、
「今、自分はどんな価値を提供できるか」
自分の時間の価値を最大化することが、人生の最優先事項。
人生を豊かにするものを先に選び、それが報酬に変わっていくように仕向けるのが理想。
このようなところが、強く共感できたところです。
自分の人生を実り豊かなものにしたいのであれば、まず自分を知ること。
そして、相手を選び、効果的に時間を使うこと。
体験を共有したいと思える相手こそが、あなたが人生の時間を使うべき相手であるという強いメッセージが込められていたように思います。
私が何故、“ありたい自分を探す”や“自分の価値”などというものに注目するのかというと、こうした内容を取り扱っているセミナーを実際に提供しているからです。
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