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第108号 会社人生を終わらせ新たなステージへと進む

 

およそ1年の期間休止していましたブログを再開させることにしました。

 

それまで自分の中でいろんな葛藤がありました。

 

振り返れば、

 

『自分は残りの人生をどう生きたいか』

 

『自分は何を成し遂げたいのか』

 

『自分は何者なのか』

 

を問い続けた1年だったと思います。

 

そして、自分が本当にしたいことは、先生業である、ビジネス講師業、人事コンサル業であるという結論に至りました。

 

今年度で会社を退職し、個人事業主として新たな人生を切り開く決意をしました。

 

最終出勤日の時に、お世話になった社内・社外の皆さまに最後の挨拶をしたのですが、ほとんどの方から「驚いたけれど、あなたの選んだ道、頑張って!」と温かい励ましの言葉をいただきました。

 

 

その時にふと思い出した過去のエピソードがあります。

 

随分前になりますが、私がひとつ前の会社で勤務していた時に、早期退職優遇制度を自ら希望された役職者の男性と一緒にお話をすることがありました。

 

当時その方は50代前半だったと記憶しています。

 

私はその頃まだ若かったこともあり、遠慮することなく、次に何をされるのか気になって尋ねてみたのです。

 

すると次のようにお話しをされました。

 

「どのような仕事をするかは全く考えていない。」

 

「学校に通って学びなおしてみようかな。」

 

お恥ずかしい話なのですが、その時の私は、「何でいまさら学校に行く必要があるのだろう?」という疑問しかありませんでした。

 

当時の私は、世の中の動きに全くと言っていいほど興味がなく、理解しようともしていなかったのですね。

 

 

しかし、最後にお話しされた言葉が自分の心に刺さりました。

 

「○○(私)さん、僕は人生を“リセット”する!!!」

 

人生なのにゲームのようにリセットボタンを押せるのだろうか、イヤでも・・・

 

ものすごく考えさせられた言葉でした。

 

それがずっと私の心に残っていたのでしょう。

 

今、『私はまさに人生をリセットしようとしているのだ。』としみじみ感じているからです。

 

 

私は、現在有休消化期間に入っていて、これからの準備をしているところです。

 

もう少ししたら、おそらくこんな風に思うのでしょうか。

 

『毎月決まった日に給料が振り込まれるっていいよな。』

 

『社会保険料、半分会社が負担してくれているのって有難いよな。』

 

『定期健康診断は全額会社持ちっていいよな。』

 

『病気になって入院したとき、傷病手当金出るから安心感が違うな。』などなど・・・

 

十分想像できる話です。

 

 

でも自分は、自分のやりたいことを優先したのです。

 

自分の人生の中で、1番のわがままです。

 

家族、特に嫁には感謝です。

 

不安定になるのは目に見えているのに、特に反対することもなく、私に託してくれました。

 

退職の話をすると、きまって女性からは「理解ある奥さんが凄い。」「私なら反対しそう。」という声がいくつも聞かれました。

 

ですから、結局『夢物語だった』なんてことにならないように、現在戦略を練っているところです。

 

 

近いうちに私がどのようなことを提供できるビジネス講師なのか、写真入りでこのホームページでお知らせしようと思っております。

 

しばらく不定期ですが、学びのブログを発信します。

 

今後ともよろしくお願いします。