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第66号 検索を制するものは世界を制する

 

週末に、フリーのホームページ作成ツールjimdoの勉強会に参加しました。

 

内容は次のようなものでした。

 

・jimdoの操作方法の基礎

 

・Webマーケティングの基本

 

・Web解析ツール「Google アナリティクス」をWebサイト改善に活用

 

このブログを何回かご覧いただいている皆さまなら、商品も何もないのに、マーケティングなんか学んでどうするのですか?と質問されそうです。

 

私の場合、商品という目に見えるものを提供するわけではありませんが、自分らしい人生を送るために役に立つ知恵や、辛いことや困難に立ち向かえるようなちょっとした考え方を、いろんな形で提供したい。

 

加えて、自分が学んだことを頭で整理して、アウトプットすることにより、自分自身がキチンと理解出来るようにすることが、現在のところの目的と言えます。

 

さて、実はこのブログでさえも、マーケティングの考え方を知ることは重要なんです。

 

勉強会に参加をしてそれを改めて感じました。

 

このマーケティングの講義は、大きく次のようなカテゴリに分類されていました。

 

1.戦略

 

2.コンテンツ

 

3.デザイン・レイアウト

 

4.誘導

 

簡潔に紹介すると次のような解説でした。

 

1の戦略についてです。

 

・このサイトの目的は何なのか

 

・発信したいターゲットは明確になっているか

 

特に、トップページの最初に表示される画面を見た瞬間に、これは誰に何を提供するサイトなのか来訪者は、一瞬でわからないと、コンテンツを読もうとしないそうです。

 

2のコンテンツ、中身です。

 

どこかで見たような、使いまわしの情報では、誰も評価などしてくれません。

 

そのサイトだから提供できるオリジナリティのあるコンテンツがあるかどうか。

 

注意すべき点は、自分本位にならずに、ターゲットを意識して情報発信することです。

 

ややもすれば、受け手側のことが希薄になり、自分勝手な情報発信になりがちです。

 

そこでは、情報発信側の品格が問われると言われました。

 

この言葉は、自分の肩にずしっと重い何かを乗せられた感覚を覚えました。

 

3は、デザイン・レイアウトです。 

 

イメージしやすく、視覚的に何のサイトかはっきりわかるようにデザイン等を工夫することが大切です。 

 

そして、最後に「Google アナリティクス」の使用方法についてです。 

 

詳しくはお伝えしませんが、作成したサイトの情報をいろんな角度から分析できる優れもののWebソフトです。

 

これが無料で提供されるのは、本当に凄いことです。

 

Googleは売上の9割以上は広告収入であると言われています。

 

地図やこうした分析ソフトが無料なのに、何故こんなに発展し続けられるのだろう。

 

広告ってそんなに儲かるの?と私はかねてから疑問を持ち続けていたのです。

 

しかし、この「Google アナリティクス」の説明を受けて、理解したことがあります。

 

我々が何気なく使用する、検索窓に入力された膨大な情報は、マーケティングや商品開発をする上で非常に重要な役割を果たすのです。

 

世界中のあらゆる興味、ニーズを自動的に収集し、それをいろんなところに活用できる独自の仕組みを構築しているのです。

 

よく、通販で購入された商品の使用感などのアンケートがWEBでされていますが、使用者側にある程度メリットがないと、中々やろうとはしないのではないでしょうか。

 

しかし、検索は他人から頼まれなくても、自らの意思で自分が知りたいこと、欲しいもの、興味があることを次々と情報提供し続けるのです。

 

Googleは、検索やサイトの閲覧などに関する情報収集力、分析力は、おそらく他を寄せ付けないでしょう。

 

お宝ビックデータが自社に蓄積され続けているのだろうと思います。

 

その情報をうまく利用したいと考える企業から、広告の依頼が絶えないんですね。

 

検索を制するものはビジネスを制するといったところでしょうか。

 

「Google analytics」で出来ることを学んだことで、Googleという会社の凄さを改めて認識した次第です。