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第63号 自分の中だけの勝手な友人を作るとは

 

週末2日続けて、市民体育館のトレーニングルームで筋トレ30分とランニング30分をやりました。

 

お出掛けなどで通えない日以外は、こうして少しずつですが、トレーニングをする習慣が出来つつあります。

 

今、このトレーニングの重要性を痛感しているところです。

 

トレーニングは午前中にすることが多いのですが、その後しばらくは、体は疲れているものの、目はシャキッとして、特に本を読む時は集中できている気がします。

 

ご飯も美味しくなり、少し食べすぎてしまうこともあるのですが、太ることなく、食べ物が筋肉に置き換わっているような感覚がします。

 

そして、この疲労感のおかげで、寝付きが良くなるとともに、何よりも熟睡できているという実感があるのです。

 

1日400円でトレーニングし放題、土日祝日の午前中は特に人が多く、ランニングマシーンはほとんど順番待ちになります。

 

利用者は60歳以上の高齢者が多いように見受けられます。

 

そうした方は、あまり筋トレはされません。


ストレッチやバイク、ランニングマシーンは専らウオーキングをされておられます。

 

一方、中年や若手の層もいて、本気モードの方もいらっしゃいます。

 

そういう方は、筋肉の付き方が違いますので、一目瞭然です。

 

日曜日でしたが、筋トレで各マシーン50回をこなした後、ランニングを始めた時のことです。

 

その日はたまたま人が少なくて、マシンを選択できる余地がありました。

 

何気なく、ウオークではなくランをしているおじさんの横を選んだのです。

 

そして走り出します。

 

おじさんは時速10km以上の設定で結構な時間走り続けておられます。

 

私は最初は4km~5kmでウオーク、10分後に8kmでランを開始しました。


私は学生の頃、膝を痛め、ギブスをしていたこともあり、年を経てからは、階段を昇り降りする時に、若干の痛みが伴います。


ですから、ランはゆっくりとしたペースにして、短時間でやり切ることにしています。


しかし、隣のおじさんが軽快に走っておられると、どういう訳かついつい速いペースに合わせてしまうのです。


もし、周りのほとんどがウオークなら、多分楽なペースを維持していたことでしょう。


ですから、もし今の自分よりも上を目指すなら、そういうオーラを放っている方に自ら近づいてみること。


側にいるだけで、その波動のようなエネルギーをもらうことができ、自分が持つ普段以上のパワーを発揮できると思うのです。


自分一人の力はたかだか知れています。


時には仲間の力を借りてもいいのではないでしょうか。


自分の中だけの勝手な友人を作ることも、時には自分のレベルアップのために必要なことではないか、そんな事を感じた次第です。