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第34号 周りの感謝の気持ちがさらなる深化を促す

 

私ごとですが、今月社内異動があり、少し前に異動前部署にて最終勤務日を迎えました。

 

最終日の夕方頃から、各部門の責任者へ挨拶をして回っていました。

 

私が主催しているビジネス勉強会を受講している社員には、私自身の思い入れが強いので、優先的に声をかけてしまいます。

 

その内の一人には、私からありがとうと感謝の言葉を述べていたのです。

 

講義の最終日、部署内での勤務シフトの関係で調整がつかず、彼は休日だったのです。

 

しかし、休みにもかかわらず、この1時間30分程度の勉強会のためだけに会社に来てくれて、終了後自宅に帰って行ったのです。

 

最後に彼が言ったのは、リーダーのあり方、必要なスキル、哲学、こうした事をこれまで教えてくれる人は周りにいなかった。

 

自分にとって大変貴重な時間だったと言うのです。

 

また、勉強会とは別で、私が数年間他部署への業務上の支援をしていたことから、数名が一緒に来て「ありがとうございました」とお礼の言葉を頂きました。

 

さらに、勉強会に参加している社員から、餞別にということでデール・カーネギーの「人を動かす」をいただきました。

 

そしてその日一番驚いたのは、ある部署の職員一同から頂いた餞別の品でした。

 

去るのに、いただけること自体ありがたいことですが、私の趣向を鑑みたチョイスだったのです。

 

以前、気分が高揚してついつい、ウイスキーを飲みながらブログを綴っていました。

 

その時、私の購入したウイスキーが、日本人好みと言われるシーバスリーガルミズナラでした。

 

そして、今回頂いたのはシーバスリーガル18年だったのです。

 

私にとっては、グレードが高いウイスキーなので、いつか飲める日がくればと思っていたところでした。

 

皆さんには本当に感謝です。

 

多分、私が部内の誰かとウイスキーの話に花を咲かせていたことを聞きつけて、今回のチョイスになったのではと想像します。

 

もしそうなら、相手の好みを知ろうとして行動してくれた人達に尊敬の念を抱きます。

 

また、その部署の一人の女性は、それとは別に個人で餞別を用意してくれたのです。

 

いろいろ教えていただき、勉強になりました、ありがとうございましたと、最後に言ってくれたのです。

 

何かの節目で、これまで自分の成し遂げたこと、他人に提供してきたことに対して、評価され、感謝される。

 

仕事における私の自己概念(自分らしさ・ありたい自分)を言葉にした場合のベスト3は次のとおりです。

 

1.個性の発揮

 

2.やりがい

 

3.周囲からの称賛

 

「今回の勉強会、面白かったです。」

 

「前回の勉強会、不参加でしたので資料だけでもいただけませんか。」

 

「部署異動してもいつかテレビ会議で勉強会再開してください。」

 

こういう声が自分を後押ししてくれて、内容もさらに深化するように思えてならないのです。