「第12号 当事者意識を持てるかどうかで、次の行動が決まる」
で宣言しましたように、現在、会社の時計の針は全て正確な時を刻んでいます。
今回の件で、ひとつ発見したことがあります。
ブログでアウトプットすると、思考が整理され、その内容が意識の底に沈んでしまわずに、何かのきっかけで、反応してすぐ表出するようになることが、わかったのです。
それを実感した日が、週末に食材を買って徒歩で家に向かって歩いていた時のことです。
前日の台風の影響で、自動販売機の横にあるカン・瓶用のダストボックスがひっくり返っていたのです。
さらに、一部のカン・瓶は外に出てしまっています。
普段なら間違いなくスルーするところなんですが、何故かその日は、気になってしまったんです。
自分でも驚いたことに、一度通り過ぎたのに、わざわざ引き返して、ダストボックスを元に戻し、散乱しているカン・瓶を入れ直したのです。
これは一体どうしたことでしょう。
周りには誰もいませんし、アピールする意味もない、咎められることもない状況であったはず。
でも、直した後は、ほんのチョットだけ、良いことをした高揚感みたいなものがあったのです。
費用対効果、コストパフォーマンスを重視する私が、その時は損得の感情が一切なく、自分の中から自然と何かが湧きあがってきたような感覚でした。
これは間違いなく、あのレオスキャピタルワークスの藤野英人さんの言葉に影響されているのではないでしょうか。
「時計が遅れていても、気付いているのに、誰も自ら主体的に動こうとする人がいない。」
「そういう人ばかりだと、その会社は間違いなく成長しない。」
その言葉は、自分の中で、会社でなく自分が成長しないに置き換わったようです。
だから、後は自分が主体的に動くかどうか。
決めるのは自分。
『言葉って人を変えるんだな』と、しみじみ実感した1日でした。