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第9号 「壺中天有」を心から実感出来る1日を作ること、それが明日への活力になる

「壺中天有」

 

これは、安岡正篤の六中観の1つにある座右の銘。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/六中観

 

狭い壺の中には、実は広々とした天(空)がある。

 

何か事あったときは、誰にも邪魔されない自分だけの別世界を持っている人は心の大きな支えとなる。

 

夢中になれる空間があると、心に余裕を持って生きていくことができる。

 

皆さんは、そういった自分だけの別天地のような場所はありますか?

 

・一人で旅行して、ご当地グルメを制覇すること

 

・アイドルの追っかけをして、コンサートで応援すること

 

・好きな映画をたくさん見ること

 

・漫画喫茶でずっと漫画を読むこと

 

自分にとって、それが別天地と思えるなら何でもいいと思います。

 

私の場合は、コストパフォーマンスが高い美味しい食事をすること、また自分の心が震えたり、安らいだり、満たされる感覚を味わうことができる場所がそれです。

 

ここでは、コストパフォーマンスが高いというのが、ミソです。

 

高いなら、もちろん美味しくなければ困ります。

 

そうでなかったら、美味しくない高いものをわざわざ注文しませんよね。

 

「お値段以上、〇トリ」という感じでしょうか。

 

これを追い求め、そこで達成したときに、大きな満足感を得る。

 

これが私の別天地でしょうか。

 

この間の週末は、自分にとって至福の1日であったと感じています。

 

午前中は2時間、パソコンスクールでの講習会。

 

午後からは、コストパフォーマンス抜群のひつまぶしを食べにうなぎ専門店へ。

 

その後、スーパー銭湯に、メンタリストDaiGoの「ポジティブ・チェンジ」という本を持参して読み直し読書。

 

この本は、3日坊主ですぐ挫折してしまう、決めたことが習慣化できない、変わりたいけど変われない、こんな人に向けた脳科学や心理学などの観点からアプローチした自己啓発本です。

 

笑える面白いネタもありながら、本当に読みやすい、ためになるビジネス書でした。

 

さて、そのスーパー銭湯では、計3回お風呂に入り、1回のロウリュウで汗をだらだら流して楽しみ、豪華な昼食にもかかわらず、そこでさらにお刺身の盛り合わせと生ビール中を2杯。

これでもかというぐらい、何もしていないのに、自分へのご褒美を与えました。

 

美味しいものを食べて飲んで、ゆったり温泉で読書。

当然、出費もかさみましたが、まさしく、誰にも邪魔されない空間がそこにはありました。

 

家で、暑いからクーラーを付けて、テレビを見てゴロゴロする所は、別天地ではない。

 

そう確信したのでした。