休みの日はどのような過ごし方をされることが多いでしょうか?
・ダイエットや健康のため、スポーツジム、スイミング、ランニングなどで体を鍛える
・自己啓発のために、セミナーや著名人の講演会に参加する
・家族と一緒に公園に出かけ手作り弁当を食べたり、遊んだりする
・好きなアーティストのコンサートに行く
・資格取得に向けて勉強に励む
・溜まったTV録画やDVDをひたすら見る
・好きな漫画を何度も復習して家でお菓子とジュースをお供にゴロゴロする
どれか当てはまるものはありましたでしょうか。
生活するために必要な仕事や家事をすること以外、自分がどんな1日にするかは、その人の自由です。
ただどうせなら、自分のためになった、また充実した1日だったと思えるような過ごし方をしたいと思いませんか?
私が最近多いのは、次のようなものです。
・市民プールでスイミング
・市の図書館で雑誌を読む
手に取って読むことが多いのは、PRESIDENT、週間東洋経済、週刊ダイヤモンド、DIME
・週末でも比較的混雑していないスーパー銭湯で、本を読んだりしてリラックス
・美味しいとんかつ屋
・居心地の良い喫茶店
週末は主にこんな過ごし方が多いのですが、今後は各種セミナーなどに積極的に参加して、知見を広げて、ご覧いただいている方に少しでもお役に立てられる情報を発信していきたいと思っています。
これはというものがあれは、今後ブログで紹介させていただきます。
さて、少し前になりますが、私がキャリアコンサルタントの国家資格を持っている関係で、とある転職フェアでブースアドバイスコーナーのアドバイザーをやる機会があり、週末に参加してまいりました。
お金を貰えるわけでもなく、実質ボランティアのようなものですが、「経験賛歌」という異名を持つ私としては、お金よりも自分の成長を促す経験は貴重であるというポリシーのもと、朝から夕方までみっちりアドバイザーとしての役割を果たしてまいりました。
これは、当日、来場した転職希望者と出展した企業とのマッチングのコンサルティングのようなものです。
終了後、心地良い疲労感とともに、貴重な経験をさせていただいたという実感がありました。
この経験で、学んだことをひとつ挙げるとするなら、「人によって価値観は大きく違う」ということ。
「な~んだ、当たり前じゃん、わざわざ言うこと?」なんて声も聞こえてきそうですが、これは、その場で転職希望者と向き合い、実感した言葉なのです。
どこに拘って、どこを悩んでいるのかは、本当に人それぞれ。
どちらが、また何が、正しいとかいうことではなく、その人にはそう思えてしまうし、そう目に映ってしまうものであるということ。
とここまで書いて、そういえば、ゴッホとゴーギャンの会話も全く同じことだな、ということを思い出したのです。
JCDAの「キャリアカウンセリング・キャリアコンサルティングとは何か」のコラムより引用
ゴッホとゴーギャンは一時期海辺の町アルルで共同生活をしていました。
ある時、ゴッホはゴーギャンが描いた海の絵を見て、「どうしてお前の海はこんなに赤いんだ」と言いました。ゴーギャンは「俺にはそう見えるんだ」と答えました。絵画とはキャンバスに映した芸術家の経験なんですね。
経験がその人の価値観をつくっている。
本当に、価値観は人それぞれです。
具体的なお話は差し控えますが、、私に相談に来られたのは、主にこんな方々でした。
・職場の人間関係が嫌になったから転職をしたいという人
・30歳と自分にとって切りが良い数字だから、転職しようと決心した人
・転勤ができないから、転職するしか選択肢しかないと考えている人
・約20年ぐらいパートばかりやってきて、やっぱり今から正社員で働きたいという人
・年収がかなり高額なのに、社宅の補助、家族との生活が複雑に絡み合い、転職せざるを得ないと考えている人
など、本当にその人固有の事情や価値観があり、悩むところがそれぞれ違うということを改めて認識しました。
そうした中、この転職セミナーの趣旨とは少し違う方のアドバイザーを務めることになったのですが、この続きは次号のブログで紹介させていただきます。